


前回に引き続きグループホームの新築外構工事になります。
今回は建物入り口に向かうアプローチの紹介です。建物正面からは門扉を開けて入りますが、車いすや歩行が困難な方のために建物脇からスロープを設置。型枠材を建ててコンクリートで作りそこに手摺用の穴をあけて柱を建てての施工となりました。仕上は左官で塗り上げる事で柱の根本も綺麗に隠し、歩行面は滑り止めも兼ねて刷毛引きにて仕上げさせて頂きました。スロープの1/20勾配になるように計算して施工しているので利用者の方も不自由なく使っていただくことが出来ると思います。
スロープを登りきった先には玄関ポーチがありもちろんですがバリアフリーになるように施工し、タイルは設計で指定のあったランダムな目地が特徴のダークカラーのタイルが一段と高級感を出しております。目地材も白系を使うことでタイルと対比色にすることで目地がアクセントになりよりデザインが引き立つようにしております。
こういったランダムなタイル張りは一見不規則に見えますが、ちゃんと基準となるところを作り貼ることで玄関内とポーチで統一感とタイルの一体感を出すことが出来ます。タイル割をしっかりと考えて施工することで仕上がりが全くと言っていいほどに違いが出るものです。
ポーチの先には雨の際に水を流せるように排水用の溝を作り砂利で化粧をすることで自然でかつ排水を出来るようにと設計されております。この様な現場の場合は排水を作ることでタイル面を一定勾配にすることが出来るのでより障害のある方などが利用する際にポーチをなるべくフラットな状態にすることが可能です。建物裏側には大きく作られたテラスポーチがあり天気のいい日には外に出て談話スペースとしても使えるようになっています。
ここの物件のテーマが打ちっぱなしのコンクリートなので、外構のいたるところにコンクリート製の造作物があるのも特徴の一つになります。
全体的にはシンプルに見える外構の中にこだわりや利便性を混ぜる事でよりナチュラルな外構に仕上げることが出来ました。
使用商品
- YKKAP バルトナーUDフェンス1型/プラチナステン

